毎年、流行するインフルエンザですが、何か対策していますか?インフルエンザは予防接種以外にタミフルやリレンザなどを服用することでも予防が可能です。また、乾燥している室内には加湿をする、通勤時にはマスク着用などでも予防できます。

毎年流行するインフルエンザの治療薬には副作用も

 インフルエンザは毎年流行します。冬だけでなく、夏にも集団感染することが、検査キットの進歩によって最近確認されました。流行のピークとなるのは、年末年始や2月当初です。人々が移動したり、受験する時期であるため、たいへん悩ましいことです。なんとか予防したり、治癒を早めたりしようと新薬が続々と開発されていますが、副作用も懸念されています。重篤な事態に陥ったケースや死亡例が出てから、副作用が明らかになることも少なくなかったため、薬の使用には、慎重さが求められます。
 これまでは、インフルエンザの診断が難しく、インフルエンザと確定できるまでには、感染からある程度の期間の経過が必要とされていました。そのため、かなり早めに受診しても診断できず、翌日に再度受診することを促されたりすることが多かったようです。新技術により、感染のごく初期にも、感染の有無が確定できる装置もできたようですが、それが普及するまでには、少し時間がかかりそうです。感染が判明したときには、すでにウィルスが体中に蔓延していて、薬を使っても効果が見込めないという状況は、しばらく続く可能性もあります。体力のある成人であれば、自分が感染したかどうかは症状からわかる場合がほとんどですので、外出は控え、1週間安静にして寝ているのが一番だという説もあります。インフルエンザの特効薬を使えたとしても、治癒までの期間が1日か半日短縮できる程度であり、副作用の懸念がある以上、薬に頼らず、自己免疫力に頼ったほうがいいという考え方です。1回の受診で感染の有無がわかるわけでもないので、2度も寒い時期に外出して医療機関で診断を受けようとするより、安静第一の道を選ぶケースもあります。